今回は受刑者が刑務所で快適に過ごす方法はあるのか?
というかなりネタっぽい記事を書いてみようと思います。
まあ、結論から言うと、
「そんな方法はない!!」
で終わりなんですけどね。
(え?終わり?笑)
じゃあなんでこの記事を書こうと思ったかというと、
以前ある掲示板を見ていたらこんな質問を発見したからです。
誰にも迷惑をかけずに刑務所に入りたいんですけどいい方法はありますか?
また、入る前に知っておいた方がいいことはありますか?
お金もないですが働きたくもないので刑務所で生活するくらいしか思いつきません。
刑務所だったら食事の心配もないしテレビも見れるし安全です。
これを見たときに驚きました。
「それ本気で言ってんの!?」と。
まず日本には生活保護があるし、
刑務所に入った時点で
必ず誰かの迷惑になりますからね。
(被害者や家族)
たぶん刑務所の生活を何も知らないから
そんなことを言ってるのだと思いますが、
大袈裟じゃなく、刑務所は地獄ですよ^^;
辛いだけで楽しいもクソもありません。
(久しぶりに口が悪い笑)
確かに日本の刑務所は最低限の食事と
2日に1回の風呂に布団くらいはあります。
でも、それ以外の自由は何もなく、
- 軍隊並みにシバかれる行動訓練
- 選べないし休めない刑務作業
- 空調なしで夏は猛暑で冬も極寒
- 高圧的な刑務官から24時間監視
- 麦飯と薄味で量の少ない食事
- 病気もいつ診察してくれるかわからない
- 受刑者との共同生活(喧嘩・イジメあり)
- 自由に話すことさえ許されない毎日
- 友人・家族・恋人に会えない孤独
- 面会も手紙も回数や時間の制限あり
- 家族からも見放される可能性あり
- 出所してからの就職も絶望的になる
- 就職できずにまた地獄へ戻る無限ループ
- etc…
今ぱっと思いつくだけでも
これだけ出てきます。
もう嫌になりませんか?
普通に一度刑務所を経験した人なら
二度と戻りたいとは思わないはずです。
だから刑務所に行きたいなんて考えないように、
刑務所に入るとどんな生活が待っているのか?
を疑似体験していただこうかなと思います。笑
他の刑務所や女子刑務所だと内容が違うかもしれませんが、
最後まで楽しんでいってくださいね。
これが刑務所の生活だ!地獄のような毎日が続く!?
では、さっそく刑務所に入るとどうなるのか話していきます。
まず刑務所に入ったら、
全裸になって隅々まで身体検査を受けます。
(空調ないから冬は寒いですよ)
無駄に怖い複数の刑務官に囲まれて、
「おい!早くしろ!」と圧をかけられながら
お尻の穴までチェックされるわけですね。
場合によっては四つん這いにさせられるかもしれません^^;
ここで屈辱的に感じる人も多いかと思いますが、
刑務所生活はこんな感じでスタートします。
たぶん、刑務所に来て5秒で嫌になるでしょう。笑
そしてこの時点で、
自由に行動することもできなくなります。
基本的に話すときも、トイレに行くときも、
すべて刑務官から許可をもらわないといけません。
さらに部屋に帰っても、
決められた時間になるまでは
畳の上にずっと座ることになります。
(勝手に横になることもできない)
こんな生活に憧れますかね^^;
地獄の行動訓練から地獄の集団生活への道のりとは?
刑務所に入ったらいきなり工場で作業するのではなく、
新入だけが集められる訓練工場で
刑務所の生活について覚えていきます。
ここでは刑務所生活で必須になる、
行動訓練を練習していくわけですが、
これもけっこう地獄なんですよね。
行動訓練というのは、
「休め!気をつけ!右へ倣え!直れ!前へ進め!」
みたいな刑務官の掛け声に合わせて
軍隊のような動きをするものです。
(どこかの国の軍事パレードを参考に笑)
このとき全員がそろってないと何度もやり直しになって、
その都度、刑務官から厳しくお叱りを受けます。
(連帯責任だからひとりのミスで全員やり直し)
若い人も高齢者も関係ないし、
一般的な学校や会社と違って、
「できません」なんて言っても一切通じません。
ミスばかりしてたら同じ受刑者からも距離を置かれて
話し相手もいなくなるし、いじめるのが大好きな
警備隊なんかに目を付けられたらまぁ大変でしょうね^^;
さらに入浴場に行くときなど、
訓練以外の時間も全力で行進させられるので、
「部屋に帰ってきたらもう汗かいてる…」
なんてことも普通にあります。笑
これがだいたい3~4週間ほど。
もう確実に後悔しているころかなぁ、と。
そしてこの訓練が終わると、
全国各地の刑務所で刑務作業をする毎日が始まります。
(そのまま同じ刑務所の場合もありますが)
だからせっかく受刑者同士で仲良くなったとしても、
ほとんどはみんなと離れ離れになるんですけどね。
ちなみに僕も行動訓練の指導をしたことがあるんですが、
「もっと厳しくやれや!全然怖くねぇから!」
と警備隊からお叱りを受けて担当を外されました。
怖い怖い。笑
出所まで永遠のように長い工場での集団生活の始まり。
そして工場での刑務作業メインの生活が始まります。
全部は書ききれないのでサラッと書きますが、
まず朝になって起床したら10分で着替えて歯磨きして、
布団と毛布を綺麗にたたんで人員点検を受けます。
その後に朝食を5分くらいで口に詰め込んで、
(味わってる暇なし)
急いで工場に行く準備をするんですが、
これけっこう忙しいです。
例えば、布団も毛布もたたみ方が決まっていて、
四隅と絵柄を合わせないといけないし、
綺麗なだけでなく重ねる順番も決まっています。
少しでもズレていたらダメだし、
自分で綺麗だと思っても刑務官から汚い
と言われたらやり直しですけどね。
このように朝だけでもこんなに面倒です。笑
そして工場では勝手に休むこともトイレに行くことも許されないし、
やりたい仕事も選べずに月4,000円ほどで働くことになります。
刑務作業を実施した受刑者等には,作業報奨金が支給されます。支給は,原則として釈放の際,本人に対してなされますが,在所中であっても,所内生活で用いる物品の購入や家族の生計の援助等に使用することも認められています。
作業報奨金の1人1月当たりの平均支給計算額は,約4,260円となっています。出典:法務省 刑務作業
そうなんです。
「仕事したくない!」とか言って刑務所に来ても、
結局、毎日嫌な仕事することになるんです。
(ハイパー安月給で笑)
さらに、夏は暑いからと言って勝手に水を飲むこともできないし、
たくさん汗をかいても毎日お風呂に入ることもできません。
(食事を作る工場などは毎日ですが)
冬は工場でストーブを使ってますが普通に寒いですし、
いくら中に着込んだところで気休め程度にしかなりません。
そして基本的に舎房は空調なしです。
(病舎など例外はあります)
夏は寝付けないほど汗をかき、
冬は毎日凍えることになるでしょう。
こんな環境で毎日好きでもない赤の他人と
一緒に生活するなんて僕は絶対に嫌ですけどね^^;
まぁ、世の中にはブラック企業も多いですけど、
嫌だったらいつでも辞められる自由があるし、
バイトでも月4,000円以上は余裕で稼げますよね。
そのお金で仕事終わりにビールも飲めるし、
お腹すいたらラーメン食べてもいいし、
家に帰れば好きなだけゴロゴロできます。
それに今はお金がなくてもスマホがあれば、
ゲームもできるしYouTubeもあるし、
LINEで好きな人に連絡することもできますよね。
(しかも無料で!!)
それが刑務所に居たらちょっとテレビを見るか、
読書くらいしかできないんですよ^^;
こんなの圧倒的に損だと思うし、
ほんとに時間がもったいなさ過ぎます。
もし刑務所に入ってしまったら?元刑務官からのアドバイス
さて、最後に元刑務官から、
もし刑務所に入ってしまったときのために
(どんな時だよ笑)
3つのアドバイスをします。
- 目立つな!
- 理不尽でも歯向かうな!
- 人の悪口を言うな!
それぞれ説明していきますね。
まず1つめは目立つな!ですが、
ここまで読んでもらって分かる通り、
刑務所では仕事内容も居室も勝手に決められるし、
何でも規則でがんじがらめになっています。
だから、もっとこうしてほしいとか、
〇〇はおかしいなんて思っても何も変わりません。
だから少しでも刑務所で快適に過ごしたいなら、
看守から目を付けられないように
とにかく目立たないことです。
まぁ2の理不尽でも反抗するな!も一緒なんですけど、
看守に反抗したり、ミスを連発したりすれば、
周りよりも目立ってしまいますよね。
そうすると、刑務官の中でも有名になって、
等級(刑務所での評価)も上がりにくくなるし、
いじるのが大好きな看守のおもちゃにされます^^;
こういう看守は揚げ足取りをしてくるし、
本人に何を言っても時間の無駄どころか、
反抗扱いになって懲罰になったりもしますからね。
そうなると工場にもいれなくなるし、
テレビも見れない独居に閉じ込められたりもします。
もちろん仮釈放とかも厳しくなるでしょうね。
だから刑務官には変に反抗しないで
「すみませんでした」って言っておけばいいです。笑
ちなみに、いじるの大好き刑務官は
新人刑務官をいじめるのも大好きなので
僕もさんざん怒鳴りつけられましたよ。笑
ほんとに僕みたいなまとも?な看守は超レアですからね?
あと、人の悪口を言のも絶対にやめましょう。
別にこれは刑務所に限った話ではないですが、
刑務所ってすることが無いから看守も受刑者も噂話が大好きなので、
もし誰かの悪口を言ってたらすぐに広まってしまいます。
結局、目立つのと一緒で、
工場に居場所がなくなるし、
看守からも目を付けられて最悪ですからね。
・・ということで長々と語ってきましたが、
ここまで読んで刑務所に行きたい人はもういない
と思いますが、最後にもう一度はっきり言います。
刑務所の生活はクソです。
(また口が悪い)
それでも、
どうしても刑務所の生活が気になって仕方がない!
という場合は刑務官採用試験を受けてください。笑
まったくお勧めしませんが、
せめて受刑者じゃなくて刑務官側から
堀の中の世界を覗いてみてくださいね。
それでは!!
今回のまとめ
- 刑務所は地獄
- 刑務所に入るとお尻の穴まで検査される
- 空調なしの過酷な環境での生活
- 月4,000円で強制労働
- 嫌な人達との共同生活
- 刑務官に逆らうな!目立つな!
- 人生がもったいなさ過ぎる
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!
感想、コメント大歓迎です^^
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僕は公務員を辞めて個人で起業し、
1年以内に物販で月商177万円を稼ぐことができました。
いまでは人間関係のストレスから解放され、
仕事をするときも、遊ぶときも、休むときも、
誰からも命令されず自分で決めることができます。
もちろん自分で稼ぐのは初めての挑戦で、
特別な才能や人脈に恵まれていたわけでもありません。
昔から自分に自信が無くて、
勉強でもスポーツでも恋愛でも、
何をやっても上手くいかない人間でした。
「このままじゃ終われない!」と
本気で取り組んで公務員になってからも
職場のストレスで精神を病んでしまい、
どうせ頑張っても幸せになれない…と人生諦めていました。
そんな僕が人生を楽しめるようになったのは、
"雇われずに自分で稼ぐ生き方"を知ったからです。
「ビジネス」と聞くと
僕も最初は難しそうに思いました。
でも、可能性を信じて少し真面目に取り組んだところ、
本当に自分でも稼げるようになって驚きました。
僕が学んだことは、
システム化の手順、戦略と戦術を立てる方法、
税金の知識、資金0からでも一人で起業する方法など、
学校では教わらないことばかりです。
僕はこれまでの経験から、
きちんと学び、正しく実践すれば、
誰でも起業で成功できると確信しています。
そしてビジネスを学ぶことで、
昔の僕のように仕事のストレスで毎日苦しんでいる人が
一人でも少なくなってほしいと思うんですよね。
自分に合った生き方ができれば、
一人一人が人生を楽しめるようになるし、
世の中はもっと明るくなると信じています。
そういった理念から、
僕がビジネスの世界に飛び込むきっかけになった
ある無料動画の話を一つの記事としてまとめてみました。
僕が見たのはたった21分の動画でしたが、
公務員が一番だと思っていた僕の生き方を
ガラッと変えるほどのインパクトがありました。
この記事では僕の公務員時代の苦労話や当時の思い、
公務員のこれからについてちょっとした未来予測的な話も
しているので、楽しんでもらえたらなと思います。
→安定と言われている公務員を辞めて起業するまでのストーリーを読んでみる
興味があればぜひ読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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