「刑務官と受刑者の恋愛ってあるの？」
って聞かれたことが何度かあります。
ドラマとかでも刑務所内での恋愛シーンがあったりして、
「実際はどうなの？」って気になりますよね。
まぁ結論から言ってしまうと・・
獄中恋愛は基本的にありません！
というのも刑務所の中って
基本的に”同性”としか会わないように
なっているんですよね。
ただ、例外もあって、
僕は女性と関わることも
少しだけありましたけどね。
ということで今回は、
なぜ看守と受刑者の恋愛はないのか？
ということを少し深堀していきたいと思います。
そもそも刑務所は男女で分けられている？
受刑者との恋愛がない一番の理由は、
刑務所では基本的に刑務官も受刑者も
男女で分けられているからです。
普段の生活指導をするのも同性だし、
身体検査をするときももちろん同性ですからね。
なので、男性刑務官が女性受刑者の
身体検査をしたり入浴立会することは
絶対にありません！
僕は女子刑務所に行ったことはありませんが、
男性刑務官はほとんどいないみたいですね。
という感じで、
異性と接触する機会が最初からないので、
誰かといい感じになることも考えにくいというわけです。
ちなみに刑務所に入るときの身体検査で、
肛門までチェックされるのは本当です。笑
過去に薬物？か何かを肛門に隠してきた
とんでもない奴がいたらしいですね^^;
処遇指標でどの刑務所に入るか決まっている？
そもそも刑務所には種類があって、
“処遇指標”というもので分けられています。
処遇指標
- Ａ指標 犯罪傾向の進んでいない者
- Ｂ指標 犯罪傾向の進んでいる者
- Ｗ指標 女子
- Ｆ指標 日本人と異なる処遇を必要とする外国人
- Ｉ指標 禁錮受刑者
- Ｊ指標 少年院への収容を必要としない少年
- Ｌ指標 執行すべき刑期が10年以上である者
- Ｙ指標 可塑性に期待した矯正処遇を重点的に行うことが相当と認められる26歳未満の成人
- Ｍ指標 精神上の疾病又は障害を有するため医療を主として行う刑事施設等に収容する必要があると認められる者
- Ｐ指標 身体上の疾患又は障害を有するため医療を主として行う刑事施設等に収容する必要があると認められる者
出典：刑事施設一覧 PDF
なので、○○刑務所はBが入るところで、
□□刑務所はAというように分けられています。
あと処遇指標を組み合わせて使うこともあるんですが、
例えば、LBだったら犯罪傾向の進んでいる刑期が10年以上の者だし
WFだったら女性の外国人といった感じです。
で、男性が行く刑務所だったら、
ＡとかＢで分けられているんですが、
女性の場合はＷしかありません。
(WBとかありません)
なので、女子刑務所は犯罪傾向に
関係なく受刑者が集められているので、
人間関係も大変だと思いますね。
もちろん男性受刑者と一緒になることもありませんよ。
女子刑務所じゃなくても女性とかかわることってあるの？
僕がいた刑務所は女子刑務所ではないので、
女性受刑者は一人もいません。
ただし、”女性の被告人”はいました。
被告人（ひこくにん）とは、犯罪の嫌疑を受けて公訴を提起（起訴）された者。
出典：Wikipedia
まぁ簡単に説明すると、裁判中の人ですね。
(未決拘禁者と言ったりもします)
被告人が裁判で懲役５年などと
有罪が確定すると受刑者になります。
(無罪なら釈放)
で、この被告人は拘置所にいますが、
被告を収容する部屋がある刑務所もあって、
刑務所の中にいることもあるんですよね。
部屋の内装はほとんど受刑者と一緒ですが、
作業をしたりすることもないので、
部屋で本を読んだりして過ごしています。
嗜好品を買うこともできて、
カップ麺とかチョコレートとかも買えます。
消灯時間や食事の時間も一緒ですし、
入浴のペースも受刑者と一緒です。
もちろん被告も男女で分けられていて
女性の被告は女性専用のフロアにいて、
女性の刑務官が対応しています。
なのでほとんどの男性刑務官は
一切かかわることはありませんでした。
ただ例外があって、
夜勤の時間だけは男性刑務官が
女性のフロアも巡回をします。
そして僕は夜勤で被告を担当していたので、
女性の被告も何度か見ています。
とはいっても、
あまりジロジロ見るなと言われてたので、
ちゃんと生きてるか素早く確認するくらいですが。
もし扉の前でジーっと
部屋の中を見てたらに上司に怒られます。笑
こんな感じなので、
もちろん会話することもないし、
女性刑務官がいないときは
必ず男性刑務官２人で対応します。
要件を聞くときも、
薬を渡したりするときも
必ず２人対応です。
あと刑務所の部屋には
人が出入りする扉の他に
食器口という小さな扉もあります。
食事を部屋に入れるときも、
手紙を渡したりするときも
この食器口を使っています。
で、この食器口は普通は鍵がないので、
刑務官が自由に開け閉めすることができるんですが、
女子の被告の食器口にはちゃんと鍵がありました。
なんで鍵があるのかというと、
聞いた話ではこの食器口から手を入れて
触ったり、触らせたりしていたとか^^;
それに昔はクズ職員が女性を襲っただの
関係を持ったとかいろいろ気持ち悪い話を聞きましたが、
僕がいた施設ではやろうとしてもまず無理です。
仮に男性刑務官２人が組んだとしても、
廊下にしっかりと監視カメラがあるので、
そういうことをすれば100％バレますからね。
なので、女性でも安心(？)な環境になってます。
あと被告人はオシャレも一切できないし、
服装もジャージとかスウェットみたいな感じで、
若い人もいれば、おばあちゃんもいて、
部屋も独居と雑居があります。
友達から「好きになったりしないの？」
って聞かれたことがありますが、
もちろん一度も好きになったことはありません。
「あの子かわいいなぁ・・」
とかもありません。笑
刑務所で同性愛者はどんな生活をしているの？
僕がいた刑務所は男性のみですが、
一部に同性愛者の受刑者がいました。
(僕は偏見はないですけどね)
入所するときに肛門まで見られる話をしましたが、
自分が同性愛者かどうかもこのときの面談で確認されます。
ちなみに、刺青やピアスの数などもここでチェックしてます。
で、同性愛者の場合は
普段の工場での作業や入浴は
みんなと一緒ですけど、
部屋は独居になります。
刑務所ではお互いの身体を
不必要に触ることを禁止しているので、
人前で変に触ったりはしませんけどね。
ただ、たまに欲求不満で、
こっそり関係を持ってしまうこともあるので、
部屋だけはしっかりと分けられています。
そういえば「昔は同性愛者でしたが今は違います」
と言っていた受刑者がいたんですけど、
結局途中から独居に移っていましたね。
理由を聞いたら、
「雑居で生活をしていたら、
最近、ムラムラしてきました・・」
と、担当に申し出てきたそうです。
まぁ人間の３大欲求の一つは”性欲”ですから、
ずっと異性と会えないのでそうなってしまったようですね。
(あとの２つは生存欲と食欲)
ちなみに受刑者は
雑居に入ることもありますが、
人数は必ず３人以上になっていました。
やっぱり２人で過ごしていると、
自然と愛し合ってしまうこともあるんだとか。
あとは一方的なパターンもありますが…
(それは怖すぎる^^;)
まぁ僕が３年勤務して、
こういう事は一度もなかったですけどね。
ということで、
刑務所の恋愛事情から
ちょっと深堀して話してきました。
今回の話は僕がいた刑務所の話なので、
女子刑務所だと少し違う感じかもしれませんけどね。
そういえば男女で分ける話をしましたが、
もちろん女性刑務官も男性受刑者に
接触しないようになっています。
このように何も起きないように、
できるだけ原因を元から断つようにしていますが、
この考え方って大事だなぁと思うんですよね。
例えばダイエットをするときも、
そもそもお菓子やジュースを買ってこないとか、
間食をやめるなどの太りそうな原因を
元から断ってしまえば痩せますよね。
もちろん食べ過ぎたらだめですが、
この前紹介した”きな粉ご飯”しか家になかったら
…まぁ痩せますよね。笑
こんな感じで、先に目標を達成するために
邪魔になりそうなものを排除しておくと、
結果が出るスピードも変わってきます。
僕も仕事の集中力を上げるために、
机の上を整理して無駄なものを置かないようにして、
スマホもマナーモードにしてベッドにぶん投げてます。
(これは実際に効果があったのでオススメです)
ちょっと話が脱線しましたが、
けっこう役に立つマインドなので、
普段の生活でも取り入れてみてくださいね。
それでは！
今回のまとめ
- 獄中恋愛はなかった
- 受刑者は男女で分けられている
- 刑務所内で異性と接触することはほぼない
- 同性愛者は独居で生活している
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました！！
感想、コメント大歓迎です^^
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
僕は公務員を辞めて個人で起業し、
１年以内に物販で月商177万円を稼ぐことができました。
いまでは人間関係のストレスから解放され、
仕事をするときも、遊ぶときも、休むときも、
誰からも命令されず自分で決めることができます。
もちろん自分で稼ぐのは初めての挑戦で、
特別な才能や人脈に恵まれていたわけでもありません。
昔から自分に自信が無くて、
勉強でもスポーツでも恋愛でも、
何をやっても上手くいかない人間でした。
「このままじゃ終われない！」と
本気で取り組んで公務員になってからも
職場のストレスで精神を病んでしまい、
どうせ頑張っても幸せになれない…と人生諦めていました。
そんな僕が人生を楽しめるようになったのは、
"雇われずに自分で稼ぐ生き方"を知ったからです。
「ビジネス」と聞くと
僕も最初は難しそうに思いました。
でも、可能性を信じて少し真面目に取り組んだところ、
本当に自分でも稼げるようになって驚きました。
僕が学んだことは、
システム化の手順、戦略と戦術を立てる方法、
税金の知識、資金０からでも一人で起業する方法など、
学校では教わらないことばかりです。
僕はこれまでの経験から、
きちんと学び、正しく実践すれば、
誰でも起業で成功できると確信しています。
そしてビジネスを学ぶことで、
昔の僕のように仕事のストレスで毎日苦しんでいる人が
一人でも少なくなってほしいと思うんですよね。
自分に合った生き方ができれば、
一人一人が人生を楽しめるようになるし、
世の中はもっと明るくなると信じています。
そういった理念から、
僕がビジネスの世界に飛び込むきっかけになった
ある無料動画の話を一つの記事としてまとめてみました。
僕が見たのはたった21分の動画でしたが、
公務員が一番だと思っていた僕の生き方を
ガラッと変えるほどのインパクトがありました。
この記事では僕の公務員時代の苦労話や当時の思い、
公務員のこれからについてちょっとした未来予測的な話も
しているので、楽しんでもらえたらなと思います。
→安定と言われている公務員を辞めて起業するまでのストーリーを読んでみる
興味があればぜひ読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしこの記事が面白かった！役に立った！
と思われたら下のボタンからシェアしていただけると嬉しいです。
そして少しでも多くの人の助けになれば幸いです。
詳しいプロフィールはこちら